静岡県 東名自動車学校のコラム
Tomei Driving School Column
お客様に安心と自信、運転の達人になる道へのコラムをお伝えしていきたいと思います。
急ハンドル・急発進の危険性と安全運転のコツ
The dangers of sudden steering and acceleration and tips for safe driving
(※下記の図面及び画像は楽勝問題から参照)
1. なぜ「急」が危険なのか?
「急ハンドル」「急発進」といった「急」のつく運転は、日常的に耳にする言葉かもしれません。
しかし、なぜこれらが危険なのでしょうか?
- タイヤへの負担が大きい
急な操作はタイヤに大きな負担をかけ、摩耗を早めるだけでなく、スリップの原因にもつながります。 - ブレーキへの負担が大きい
急ブレーキはブレーキパッドの消耗を早め、制動距離が長くなる可能性も。 - 車両への負担が大きい
エンジンやトランスミッションなど、車両全体に大きな負荷がかかり、寿命を縮める原因となります。 - 乗員への負担が大きい
急加速や急減速は、乗員の身体に大きな衝撃を与え、むち打ち症などの原因になることも。 - 周囲への影響
急な操作は、周囲の車両や歩行者などに危険を及ぼし、事故につながる可能性も高まります。
2. 急ハンドル・急発進の原因と対策
(1)急ハンドル・急発進の原因は様々ですが、代表的なものとしては以下が挙げられます。
- 焦りやイライラ
時間に追われたり、他のドライバーにイライラしたりすることで、冷静さを失い、急な操作をしてしまう。 - 運転操作の未熟
運転経験が浅いドライバーは、状況判断が遅れがちで、急な操作をしてしまうことがある。 - 車両の性能に対する過信
高性能な車に乗っていると、自分の運転技術を過信してしまい、無理な運転をしてしまう。
(2)これらの原因を踏まえ、急ハンドル・急発進を防ぐための対策としては、以下の点が挙げられます。
- 余裕を持った運転
出かける前に十分な時間を見込み、時間に追われないようにする。 - 周囲への注意
前方だけでなく、後方や左右の状況を常に把握し、予測運転を心掛ける。 - 安全な車間距離
前車との車間距離を十分に確保し、急ブレーキを踏む必要がないようにする。 - 適切な速度
道路状況や天候に合わせて、適切な速度で運転する。 - 感情のコントロール
運転中にイライラした時は、深呼吸をするなどして気持ちを落ち着かせる。 - 定期的な点検
車の整備状態を良好に保ち、突然のトラブルに備える。
雨の日の急発進や急ハンドル、急ブレーキなどは、横すべりや横転の原因となり、特に危険です。
3. まとめ
急ハンドル・急発進は、自分自身だけでなく、周囲の人々にも危険をもたらす行為です。安全運転を心掛け、気持ちの良いドライブを楽しみましょう。
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